巨人・桑田コーチも悔やむ川島の一発「ファーストも空いていたしね」 打球直撃の井納は「大丈夫だと」

[ 2022年6月11日 17:50 ]

交流戦   巨人1―8楽天 ( 2022年6月11日    楽天生命パーク )

<楽・巨>6回、降板するメルセデス (撮影・白鳥 佳樹)
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 巨人は大量8失点で楽天に敗れ、連勝が2でストップ。交流戦成績を8勝9敗とし、勝ち越しがなくなった。また、試合後に首位ヤクルトが勝ったため、ゲーム差が今季初の6と開いている。

 先発左腕メルセデスが2回、川島に先制3ランを被弾。1―3で迎えた7回には2番手右腕・菊地と3番手右腕・鍬原が一挙4点を失った。8回には4番手右腕・井納が1失点した後に浅村のライナーを右ふくらはぎ付近に直接受けて負傷降板と踏んだり蹴ったり。打線は3点を追う4回に吉川、岡本和、坂本の3連続長短打で1点を返したが、得点はこれだけだった。

 試合後、桑田真澄投手チーフコーチ(54)との一問一答は以下の通り。

 ――メルセデスは川島の一発が悔やまれる

 「最初の川島に一発がね、ファーストも空いていたしね。バッテリーも大事にいこうという気持ちもあったと思うんですけど、あそこ甘く入って一発打たれたというね。あれがちょっと尾を引いたというか」

 ――初球だった。もったいなかった

 「そうですよね。まあ、でもホームランは打った方がえらいと思うのでね。ただ、もうちょっと慎重に入っていきたかったなっていうのは、バッテリーともに(話を)聞いたら大事にいこうと思っていたけど、甘く入ってしまったということなのでね。でもその後はしっかりと粘って抑えてくれたので、本当に悪いなりに粘ってメルセデスはいいピッチングしたと思います」

 ――救援陣について

 「やっぱりピンチになると、イコール向こうがチャンスなので、火を消すのは大変なんですけど、やっぱり見てみると甘いボールなので、苦しい場面だからこそ制球力が大事だなと思いましたね」

 ――井納は打球が当たって降板

 「幸いにも骨ではなかったので、大丈夫だということなので、その点は安心しましたね」

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