ロッテ・朗希 8回1失点好投も6勝目お預け チームの連勝は5でストップ

[ 2022年6月11日 17:37 ]

交流戦   ロッテ1ー2DeNA ( 2022年6月11日    ZOZOマリン )

<ロ・D>ロッテ先発の佐々木朗希(撮影・長久保 豊)
Photo By スポニチ

 ロッテ・佐々木朗希投手(20)が11日のDeNA戦(ZOZOマリン)に先発。8回3安打1失点と好投したが、打線の援護なく同点のまま降板して6勝目はお預けとなった。両リーグトップの奪三振数を105に伸ばし、防御率は1・70とした。ロッテは延長11回、1-2で敗れ、連勝は5でストップした。

 DeNAとは公式戦初対決。初回を3者凡退で立ち上がった佐々木朗だったが、2回先頭の4番・牧に3球目のカーブを右翼席に運ばれるソロ本塁打を浴び、0-1と先制を許した。

 佐々木朗を援護したい打線は、DeNA先発・京山の前に4回までわずか1安打に封じられる。しかし7回、先頭の高部がセーフティーバントで出塁するとすかさず盗塁。さらに後逸から無死一、三塁とチャンスを広げると中村奨が中犠飛を決めて1-1の同点に追いついた。

 1点を失った佐々木朗だったが、その後は危なげないピッチング。直球の球速は抑え気味ながら、フォークやスライダーを効果的に使い、DeNA打線にを許さない。先発の役割を果たし8回1失点でマウンドを降りた。その後9回は2番手・益井がきっちりとゼロに抑え、味方の反撃を待った。

 打線は9回、1死走者なしから荻野がDeNAの4番手・クリスキーのストレートをはじき返し、猛打賞となる右安打で出塁すると、エチェバリアの中安打、代打・角中の四球で満塁としサヨナラのチャンスを迎える。しかし高部が二ゴロ、マーティンが空三振に倒れて延長に突入した。

 延長11回、ロッテ4番手・東條が、1死二塁から代打・大和に初球ストレートを適時二塁打され1-2と勝ち越しを許す。打線はその裏、守護神・山崎の前に得点が奪えず、そのまま試合終了。チームの連勝は5で止まった。

続きを表示

この記事のフォト

2022年6月11日のニュース