上武大が13年以来の決勝進出 3年生・島村が先制V弾含む2安打4打点 全日本大学野球選手権

[ 2022年6月11日 16:35 ]

全日本大学野球選手権準決勝   上武大5―0佛教大 ( 2022年6月11日    神宮 )

<上武大・佛教大>8回、走者一掃の3点適時三塁打を放つ上武大・島村(撮影・木村 揚輔)
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 上武大が佛教大を下し、優勝した13年以来の決勝進出を果たした。

 上武大の右腕・加藤泰晴(4年)と佛教大・山本奨人(3年)の行き詰まる投手戦で6回まで両軍とも無得点。しかし、7回1死走者なしから7番・島村大樹(3年)が右翼スタンドへ決勝の先制ソロ。島村は8回2死満塁でも走者一掃の左中間3点三塁打を放ち、2安打4打点。前日までの2試合で計6打数無安打だった男が仕事を果たし、「監督から当てにいく打撃だけはするなと言われた。メンバー外もサポートしてくれて、その結果が出た」と表情を緩めた。この日の本塁打は公式戦では初アーチ。自身にとっても貴重な一発になった。

 13年に優勝してから同大会では5度出場して、4強で敗れたのが4度。谷口英規監督は「選手もプレッシャーはあったと思うが、目標は達成できた」と話した。

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2022年6月11日のニュース