日大山形 8年ぶりの3回戦進出 荒木監督は投手陣の粘り称える

[ 2021年8月21日 13:17 ]

第103回全国高校野球選手権 2回戦   日大山形4-3浦和学院 ( 2021年8月21日    甲子園 )

<浦和学院・日大山形>先発する日大山形・齋藤(撮影・亀井 直樹)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第8日は21日、甲子園球場で2回戦が行われ、4年ぶり出場の日大山形(山形)が3年ぶり出場の浦和学院(埼玉)を4-3で下し、2回戦を突破した。

 継投で押し切った。先発のエース・斎藤は初回に2点を奪われたものの、その後は粘りのピッチング。5回までに7安打を浴びたものの、追加点は許さなかった。6回からは滝口が力投。8回に1点差にされると、9回には2死満塁のピンチを迎えたが、4番の吉田瑞を遊ゴロに仕留め、リードを守り抜いた。

 荒木準也監督は「いかに(2番手の)滝口につなぐかを考えていた。立ち上がりに点数を持っていかれたが、斎藤が2回からよくゼロに抑えてくれた」とエースに感謝。滝口についても「(1回戦の)前回は1イニングだけだったが、今回は4イニングだったので、簡単には終われないと思っていた。ただ、滝口が打たれたらしょうがないと思っていたし、(伝令で)ベストボールを投げるように言った」と振り返って、終盤の粘りを称えた。

 これでベスト4に進出した13年以来、8年ぶりとなる3回戦進出。喜びをかみしめつつ、「まだ2戦。まずは次の試合に対して準備して、ベストで臨みたい」と気を引き締めた。

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