石見智翠館・宮本が決勝2ラン! 島根大会は骨折で欠場「甲子園では何とか打ちたかった」

[ 2021年8月21日 10:43 ]

第103回全国高校野球選手権 2回戦   石見智翠館4-3弘前学院聖愛 ( 2021年8月21日    甲子園 )

<8日目第1試合 石見智翠館・弘前学院聖愛>8回1死二塁、石見智翠館・宮本は左越えに2点本塁打を放つ (撮影・奥 調)
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 第103回全国高校野球選手権大会の第8日は21日、甲子園球場で2回戦が行われ、2大会連続出場の石見智翠館(島根)が8年ぶり出場の弘前学院聖愛(青森)を4―3で下し、初戦を突破した。

 地方大会で出場機会のなかった5番・宮本が勝負を決めた。8回、先頭の3番・岡田が右前打で出塁すると、4番・上が送って1死二塁。ここで出番が回ってくると、低めの変化球をうまく拾い上げて左越えに決勝2ランを放った。

 宮本は「上が4番なのにバントをしてくれた。それは自分を信頼してくれたからだと思うので、必ず二塁ランナーを還したいと思って打席に入りました。仲間からは『ナイスバッティング!』と声をかけられました」と振り返る。島根大会は骨折で出場できず。「自分を甲子園に立たせるためにみんなが頑張ってくれた。甲子園では自分が何とか1本打ちたかったのでとてもうれしい」とチームメイトに感謝しつつ、満面の笑みだった。

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