オリックス・吉田正 さすが金侍!西武守護神・平良から劇的サヨナラ犠飛 

[ 2021年8月21日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス2-1西武 ( 2021年8月20日    京セラD )

(オ・西16)9回、サヨナラ犠飛を放ち手荒い祝福を受ける吉田正(右二人目)(撮影・後藤 正志)
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 打の主役も金メダリストだった。1―1の9回1死満塁、オリックス・吉田正は西武守護神・平良の初球を狙い澄まして振り抜いた。「エースに勝ちを付けるのは、チームとして絶対にいいこと」。中堅フェンス手前への大飛球でサヨナラの走者を本塁に迎え入れた。歓喜のナインから水をかけられ、満面の笑みだった。

 東京五輪では20打数7安打と好調を維持。五輪の舞台を経験し、「チャンスで後悔しないように。1球でも無駄にしないという気持ちはより一層、強くなった」と言う。先制点を失った直後の3回2死一、二塁では同点の右前打。持ち味の勝負強さを存分に示した。

 中嶋監督は「五輪で高い集中力でやっていたのを、そのままの感じできてくれている」と信頼する。オリックスの投打の軸は太くて強い。

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2021年8月21日のニュース