DeNA・柴田、原監督奇策に動じず決勝犠飛 打席途中の投手交代は「初めての経験」も

[ 2021年8月21日 19:19 ]

セ・リーグ   DeNA7―2巨人 ( 2021年8月21日    東京ドーム )

<巨・D>7回1死二、三塁、中犠飛を放つ柴田(撮影・吉田 剛)
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 DeNA・柴田が巨人・原監督の「奇策」を打ち崩した。

 1―1で迎えた7回1死二、三塁の場面。柴田は先発・戸郷に2球で2ストライクと追い込まれたが、ここで相手ベンチが動いた。

 マウンドには変則左腕の大江。左対左で不利なシチュエーションに思われたが、ここで踏ん張った。

 「(打席の途中で投手が交代するのは)初めての経験。とにかく三振だけはしないように。前に飛ばすことを考えた」

 大江の1球目、打席の柴田にとっての3球目は外角のスライダー。捕手の小林は大きくボールゾーンに構えていたが、バットが届く真ん中やや外寄りに来た。中堅への決勝犠飛。

 柴田は勢いに乗って8回には2号ソロを放ち「直球をしっかり捉えることができた。最高の結果になって良かった」と喜んだ。

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