長曽根ストロングス 17得点8強!先発抜てき5年生・篠崎3安打4打点

[ 2021年8月21日 05:30 ]

高円宮賜杯第41回全日本学童軟式野球マクドナルド・トーナメント第4日   長曽根ストロングス17―1レンジャーズ ( 2021年8月20日    HARD OFF ECOスタジアム新潟 )

3回、長曽根ストロングスの5番・田浦が右前へはじき返し6―0とリードを広げる
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 3回戦8試合が行われ、16年以来7度目の優勝を狙う長曽根ストロングス(大阪)が、3回戦でレンジャーズ(山形)を17―1で下して8強に駒を進めた。史上初の3連覇を狙う多賀少年野球クラブ(滋賀)も、前回大会準優勝の茎崎ファイターズ(茨城)を12―3で下した。21日は準々決勝4試合が行われる。

 王座奪還を目指す長曽根ストロングスが、毎回得点の猛攻で貫禄を示した。初回。2点を先制し、なおも2死二塁からスタメンに抜てきされた5年生の6番・篠崎が中越えに適時二塁打を放ち「緊張はなかった。活躍できて、良かったと思います」と笑顔を見せた。

 普段はベンチスタートが多いが、この日、球場入りする前の練習で調子が良かったことに加えて「昨日(19日)、6年生がふがいなかったので刺激になれば」という熊田耐樹監督の狙いがあった。篠崎は第3、第4打席でも安打を放ち、3安打4打点の大当たり。見事に期待に応えた。

 熊田監督は「調子の良い選手を使った。あれで勢いがついた」と満足そう。過去6度も優勝している学童野球界の強豪。大会最多の7度目の頂点まではあと3勝だ。「優勝したいです」。篠崎は偉大な先輩たちに続くつもりだ。(矢崎 弘一)

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2021年8月21日のニュース