日本航空　新田に競り勝ち２回戦突破　打球直撃もなんの！エース・バデルナが３失点完投

第103回全国高校野球選手権　2回戦   日本航空5－3新田 （ 2021年8月21日    甲子園 ）

＜日本航空・新田＞7回無死、新田・古和田は日本航空・バデルナを強襲する内野安打を放つ（撮影・坂田　高浩）
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　第103回全国高校野球選手権大会の第8日は21日、甲子園球場で2回戦が行われ、日本航空（山梨）が新田（愛媛）を5―3で下し、3回戦進出を決めた。

　序盤は両エースの投げ合いだったが、4回に日本航空が均衡を破った。1死一、二塁で6番・和田が左前へ先制適時打。さらに2死満塁として9番・バデルナが痛烈な中前適時打を放ち、2点を追加する。続く5回にも5番・塚田の中前適時打が出て、リードを4点に開いた。

　投げてはエース・バデルナが6回まで素晴らしいピッチングを見せた。7回に打球が腹部を直撃するアクシデント。その後、コントロールを乱して3点を奪われたが、8回以降は何とか凌いでゼロ封。初戦に続く完封とはいかなかったが、9回を投げ抜いてチームを勝利に導いた。