巨人142日ぶり奪首ならず 原監督、打席途中の執念継投もリリーフ炎上 中田は途中出場で四球、中飛

[ 2021年8月21日 17:05 ]

セ・リーグ   巨人2―7DeNA ( 2021年8月21日    東京D )

<巨・D>7回2死一、三塁、牧(手前)に3ランを浴び、肩を落とす鍵谷(撮影・吉田 剛)
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 逆転でのリーグ3連覇を目指す巨人は最下位のDeNAに2―7で2連敗を喫し、後半戦初の同一カード負け越し決定。貯金が12に減り、4月1日以来142日ぶりとなる首位浮上を逃した。DeNAは3連勝で借金13。

 巨人は中5日で先発した戸郷が6回までソトのソロ弾のみの2安打1失点と好投。何とか援護したい打線は6回に中島、亀井とベテラン勢の連打で1―1の同点に追いついた。だが、直後の7回、戸郷が2安打1四球でピンチを招くと、打者・柴田を2ストライクと追い込んだところで原監督が2番手左腕・大江にスイッチ。大江が初球で柴田に勝ち越し犠飛を打たれると、3番手右腕・鍵谷は最初に打席へ迎えた代打・牧に3ランされるなど1死も取れずに4連打されて降板するなどリリーフ陣が打ち込まれ、8回にも5番手右腕・田中豊が柴田にソロを浴びた。

 8回には主砲・岡本和が4年連続30本塁打となる30号ソロを左翼スタンド上段に叩き込んだが、反撃もそこまで。日本ハムから無償トレードで前日移籍した中田は6回に代打で巨人デビューを果たし、最初の打席はストレートの四球、そのまま一塁の守備について9回に回ってきた2打席目は中飛だった。

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