阪神 やっぱり名古屋は鬼門…1人に投げ切られて完封負けは今季初 矢野監督「束で戦っていかないと」

[ 2021年8月21日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神0-6中日 ( 2021年8月20日    バンテリンD )

<中・神(12)>9回2死一塁、空振り三振に倒れて最後の打者となり、引き揚げる大山(撮影・北條 貴史)
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 DeNA3連戦では終盤に粘り強さを見せた猛虎打線も、竜のエース右腕には通用しなかった。9回1死から木浪がチーム4本目となる左前打で出塁するも、最後は代打・糸井、大山が連続空振り三振。柳に147球の熱投を許し、今季6度目の零敗を喫した。

 「そんなに大量得点を、望めるような投手じゃないと俺らは理解してるけど。もっと1球のファウルであったり、見逃しであったり、ヒットであったりをつなげていかないと。誰か1人で崩せるような投手じゃない。束で戦っていかないと」

 試合後、矢野監督は打線の奮起を促した。初回は1死から糸原の左飛を渡辺が落球。幸運な形で出塁したものの、続くサンズが空振り三振し、スタートを切っていた糸原も盗塁死となって流れをつかみ損なった。2回以降も淡泊な攻撃に終始。走者を出しても後続がなく、最後までホームが遠かった。

 直前のDeNA3連戦では3試合とも相手ブルペン陣を攻略し、7回以降に複数点を奪って2勝1敗と勝ち越した。ただ、この日は柳をマウンドから降ろすこともできず。一人の投手による完封負けは今季初だった。

 ナゴヤドーム時代からチームが苦手としていたバンテリンドームで、今季も打てない。チーム打率は球場別ワースト・240。巨人、ヤクルトとの三つどもえの優勝争いの可能性が高まりつつある中、今後は下位チームからの取りこぼしは致命傷となる。

 移動日だったこともあり、0―5の4回の守備から糸原、5回には梅野を交代させた矢野監督。「全て。いろんなことを考慮して代えました」とだけ話したが、第2戦以降をにらんでの采配に違いない。今日、明日と連勝し、名古屋への苦手意識を払しょくさせたい。 (山添 晴治)

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