弘前学院聖愛 あと1点が…初戦敗退 ベンチ入り全員が青森出身の「100%りんごジュース」

[ 2021年8月21日 10:55 ]

第103回全国高校野球選手権 2回戦   石見智翠館4-3弘前学院聖愛 ( 2021年8月21日    甲子園 )

<石見智翠館・弘前学院聖愛>弘前学院聖愛の先発・葛西(撮影・平嶋 理子) 
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 第103回全国高校野球選手権大会の第8日は21日、甲子園球場で2回戦が行われ、8年ぶり出場の弘前学院聖愛(青森)は2大会連続出場の石見智翠館(島根)に3―4で敗れた。

 初回、石見智翠館の先発・山崎琢の立ち上がりを攻めた。1死二、三塁で4番・佐藤の遊ゴロの間に3走・町田が還って先制。さらに5番・長利の適時右中間二塁打で1点を追加。島根大会決勝でノーヒットノーランを達成した好投手を攻略した。

 しかし、2回以降はリズムを取り戻した山崎琢の前に打線が沈黙。逆に3回に同点にされると、8回には逆転を許す。2点を追う9回、ようやく打線がつながり、1点を返してなお1死一、二塁のチャンスをつくったが、あと1本が出なかった。

 原田一範監督は「葛西は本調子ではない中、よく投げてくれたけど、打線がつながらなかった。相手の山崎投手の低めのボール球に手が出てしまった。終盤は対応できるようになったが、もう少し早く対応できていれば」と悔やんだ。

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