楽天・マー君、五輪後初登板は収穫の7回2失点 白星逃すも“中17日”で新フォーム手応え

[ 2021年8月21日 05:30 ]

パ・リーグ   楽天3―3日本ハム ( 2021年8月20日    札幌D )

<日・楽>7回2死、西川を一ゴロに打ち取り雄叫びを上げる田中将(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 楽天・田中将の後半戦初登板は収穫の多いマウンドだった。今季最多の116球を投げ、7回5安打2失点で勝ち負けはつかず。石井監督の現役時代の成績に並ぶ日米通算182勝目は挙げられなかったものの、見事に試合をつくった。東京五輪の準々決勝以来、中17日での登板となったが、ブランクは感じさせなかった。

 3回に浴びた野村の先制2ランは反省も「スムーズにゲームに入ることができた。次の回もいけるぐらいの感じだった」と納得顔。左足を上げた時に少し下を向く動作を取り入れた新フォームも試し「変な違和感はなかった」と手応えを口にした。ただ、好投がチームの勝利に結びつかず、引き分けに終わった。(重光 晋太郎)

続きを表示

2021年8月21日のニュース