巨人・原監督またも“奇策” 打席途中で戸郷→大江スイッチ、勝ち越し犠飛許すも「責められないね」

[ 2021年8月21日 18:12 ]

セ・リーグ   巨人2―7DeNA ( 2021年8月21日    東京D )

<巨・D>7回2死一、三塁、牧(手前)に3ランを浴び、肩を落とす原監督(右)と桑田コーチ(撮影・吉田 剛)
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 逆転でのリーグ3連覇を目指す巨人は最下位のDeNAに2―7で2連敗を喫し、後半戦初の同一カード負け越し決定。貯金が12に減り、4月1日以来142日ぶりとなる首位浮上を逃した。

 中5日で先発した戸郷が6回までソトのソロ弾のみの2安打1失点と好投。何とか援護したい打線は6回に中島、亀井とベテラン勢の連打で1―1の同点に追いついた。だが、直後の7回、戸郷が2安打1四球でピンチを招くと、打者・柴田を2ストライクと追い込んだところで原監督が2番手左腕・大江にスイッチ。大江が初球で柴田に勝ち越し犠飛を打たれ、さらに山本を四球で歩かせると3番手右腕・鍵谷へと小刻みな継投を見せたが、鍵谷は最初に打席へ迎えた代打・牧に3ランされるなど1死も取れずに4連打されて降板とリリーフ陣が打ち込まれ、8回にも5番手右腕・田中豊が柴田にソロを浴びた。

 試合後、「競る野球ができていないというところだね。いいところまでは、来てもね、そこの部分が…ってとこでしょうね」と悔やんだ巨人の原辰徳監督(63)は打席途中で戸郷を交代させた場面について、投げ切ってほしかった?の問いに「そうですね」とコメント。大江については「まあ、でも、外野フライは仕方がないけど、次のフォアボールだろうね。外野フライはなんて言うか…あれは責められないね」と話した。

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2021年8月21日のニュース