日大東北・吉田わずか3球で降板 打球を右足に浴び負傷 仕切り直しの一戦で無念の敗戦

[ 2021年8月21日 05:30 ]

第103回全国高校野球選手権1回戦   日大東北2―8近江 ( 2021年8月20日    甲子園 )

<近江・日大東北>初回無死、井口の打球が足に当たり痛い表情の日大東北・吉田(左)(撮影・亀井 直樹)
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 日大東北は、仕切り直しの一戦で先発の吉田達也(3年)が先頭打者の打球を右足に浴び、わずか3球で降板。試合も完敗で90年以来31年ぶりの聖地1勝はならなかった。エースは病院での検査後、7回途中からベンチに戻り、三塁コーチを務めるなど仲間を支えたが無念の敗戦。たった数分のマウンドに「悔しい」と涙を流したが「最高の舞台でした」と前を向いた。

 今夏限りで退任する宗像忠典監督は「いろんなことがあり思い出深い期間だった。選手は甲子園で感じた部分を福島に持ち帰り、強いチームをつくってほしい」と期待した。

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