手がつけられないオリ・宮城 7回無失点で12球団トップの11勝目 チームも今季最多貯金「12」

[ 2021年8月21日 16:37 ]

パ・リーグ   オリックス2ー0西武 ( 2021年8月21日    京セラD )

<オ・西(17)>6回1死一、三塁のピンチを切り抜け笑顔でベンチに戻るオリックス・宮城(撮影・後藤 正志)
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 オリックス・宮城大弥投手が7回無失点で両リーグトップの11勝目を挙げ、チームを4連勝&今季最多貯金12に導いた。

 140キロ台後半の直球に、スライダーやカーブ、チェンジアップを織り交ぜて緩急を駆使。走者を背負っても、本塁は踏ませなかった。宮城は「最初の方は投げている感覚もバラバラでしたが、途中でプレートの位置を左右関係なく同じにするなどして、リセットできたと思います。苦しい場面が多い投球でしたが、野手の方に助けてもらいながら、なんとか踏ん張れたことは次につながってくれると思います」とした。

 援護したのは生え抜き大砲。0―0の6回に、T―岡田が右翼フェンス直撃の適時二塁打。「宮城も頑張って投げていましたし、先制…になってくれてよかったです」と振り返った。

 ブルペンも踏ん張った。1―0の8回には、2番手で登板したヒギンスが安打と四球などで2死満塁を背負ったが、最後は山川を中飛。9回は守護神・平野佳が3人で締めた。

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2021年8月21日のニュース