楽天・岸 6回3安打無失点で自身3連勝の6勝目 援護に感謝「自分のリズムでポンポン投げれた」

[ 2021年8月21日 19:09 ]

パ・リーグ   楽天8-4日本ハム ( 2021年8月21日    札幌D )

<日・楽17>力投する先発の岸(撮影・高橋茂夫)
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 楽天が21日、日本ハムを8―4で下し、引き分けを挟んだ連敗をストップした。先発・岸孝之投手(36)が6回3安打無失点の好投を見せ、自身3連勝の6勝目を挙げた。打線も4回に炭谷銀仁朗捕手(34)の2号ソロ、8回に島内宏明外野手(31)の14号ソロなど、14安打で8点を奪う快勝だった。

 先発・岸は制球が冴えた。初回を3者凡退で上場の滑り出しを見せると、4回には先頭・野村に中越え二塁打を許しながらも三者連続三振で切り抜けるなど、危なげのない投球。97球を投げて散発3安打無四球9三振の無失点だった。

 岸は「序盤からキャッチャーのリード通りに投げられたかなと思います」と振り返った。良かったところを聞かれると、「全体的に良くて、コントロールが良かったかなと思いますね」と淡々と話した。打線は初回に3点、4回に1点、5回にも2点と、効果的な援護を受け、「それもあって自分のリズムでポンポン投げれたので、それで攻撃陣に(再び)いい流れがいったのかなと思います」と充実の表情を見せた。

 自身はこれで7試合連続で6回以上を投げていることになるが、「いいところも悪いところもあるので、きょうの悪いところを反省して次に生かせたらいいかなと思います」と謙虚に語った。捕手・炭谷とのコンビについては「大分いいです」と手ごたえを口に。優勝争いに向け、「なるべく連敗しないように、チーム一丸で頑張っていきたいと思います」と気を引き締めた。

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