巨人 奪首ならず 勝てば「マイナス0・5ゲーム差」で4月1日以来の首位浮上も 打線つながらず

[ 2021年8月21日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人1―6DeNA ( 2021年8月20日    東京D )

<巨・D> 9回1死、三振に倒れた岡本和(右)の奥で厳しい表情の原監督(撮影・光山 貴大)
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 球場を挙げて「わっしょいベースボール」を後押ししたが、打線がつながらなかった。巨人・原監督は「もう1本も2本も必要。打線が活発にならないとね」と注文をつけた。

 打線入れ替えも、お祭りムードはつくれなかった。ウィーラーを7番に下げ、得点圏打率・484の中島を5番に起用。2回無死二塁で中島が期待に応える中前打を放ち、先制点を演出も畳み掛けることができず。4回、5回と2イニング連続でつくった得点圏のチャンスも生かせなかった。

 この日から得点時の場内演出が「わっしょい」仕様となったが、流せたのは一度のみ。首位・阪神が敗れたため勝てば勝率で上回り、「マイナス0・5ゲーム差」で4月1日以来の首位浮上という絶好機を逃した。先発の山口も3失点で逆転された5回を振り返り「何とか同点で止めなければいけない場面だった」と反省。前半戦8勝1敗3分けだったお得意さまのDeNA相手に痛い2敗目を喫した。(小野寺 大)

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2021年8月21日のニュース