沖縄出身の楽天ドラ4・内間が北海道で1軍初登板 三者凡退&最速155キロ計測の圧巻デビュー

[ 2021年5月7日 22:08 ]

パ・リーグ   日本ハム6―1楽天 ( 2021年5月7日    札幌D )

<日・楽7>8回に登板した内間(撮影・高橋茂夫)
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 楽天のドラフト4位右腕・内間が、7日の日本ハム戦でプロ初登板を果たした。5点ビハインドの8回に3番手でマウンドへ。先頭・石井から153キロの直球で空振り三振を奪うと、2人目の万波は154キロで直球で遊ゴロ、続く宇佐見も力のある速球で遊ゴロに仕留めた。最速は155キロを計測し、三者凡退でプロとしての一歩目を踏み出した。

 沖縄県本部町出身。宜野座高から亜大を経て、昨秋のドラフト会議で楽天から4位指名を受けた。4月30日に1軍に昇格し、故郷から遠く離れた北の大地で待望の1軍デビュー戦を迎えた。150キロ台中盤の直球とキレのあるスライダーが魅力の“うちなーんちゅ右腕”は「緊張感はありましたけど、やってきたことを信じてやるだけだったので、出し切れた。(直球の)感触が良かったので、1軍で通用するか確認したかった。ファームで磨いてきた武器でもあるので、結果としては良かった」と振り返った。

 石井監督も「彼の特徴でもある強い真っ直ぐをしっかり投げられていた」と高評価。試合には敗れたものの、期待のルーキーの堂々たる投球はチームにとって明るい材料になった。

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2021年5月7日のニュース