「大谷打つと、サトテル打つ」 SNS上で広がる夢の“都市伝説” 阪神・佐藤輝とのアベック弾にわく

[ 2021年5月7日 22:39 ]

<エンゼルス・レイズ>3回2死二塁から右中間へ10号2ランを放ったエンゼルス・大谷(AP)
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 「大谷と佐藤輝のホームランが連動している説、本当かもしれん。。。 」。

 これはツイッター上で交わされた野球ファンの声だ。エンゼルスの大谷翔平投手(26)は6日(日本時間7日)、本拠地アナハイムでのレイズ戦に「2番・DH」で先発出場。第2打席でメジャートップタイの10号本塁打を放った。日本時間で、その夜のこと。今度は阪神のドラフト1位・佐藤輝明内野手(22)が、7日のDeNA戦で10号本塁打を記録。これまで、ドラフト新人史上最速の10号到達は03年の村田修一(横浜)の36試合目だったが、それを更新する33試合目での到達となった。

 時差の違いがあり、同日“アベック弾”などはカウントしづらい面もあるが、2人の同日弾は、4月15日、同26日、5月5日、同7日と10本塁打中に4度もシンクロ。いかにも野球ファンらしい、夢のある話ではないだろうか。若き才能が競い合うかのように、今季10号にそろって到達。そんな不思議とリンクする2人に、ファンが希望を描いているのかもしれない。

 大谷は出場28試合で10本塁打に到達。日本人最速の10号は、19年に自身が記録した出場44試合で、これを更新した。到達日の日本人最速は04年松井秀喜(ヤンキース)の6月4日で、5月での10号到達は日本人初になった。佐藤輝も同様にドラフト新人の記録を更新。阪神新人の最速の10号到達は田淵の52試合目だったが、こちらも大幅な記録更新となった。

 ツイッター上では「大谷とサトテルのホームラン連動してる説は今日も続いたのか」「やっぱり大谷サンが打つとサトテルも打つんや…」「サトテルまじで大谷とシンクロしてて怖くなってきた」「大谷が10号打ったからサトテルも10号来るかと思ったらホントに来たか」などなど、2人の活躍を楽しむ会話が続々。夢のある都市伝説は、今季終了まで続くかもしれない。

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