「どん引き弾」再び!阪神・佐藤輝「4番・三塁」を矢野監督が明言 新人最速10号決める

[ 2021年5月7日 05:30 ]

4月9日のDeNA戦で場外弾を放ちナインを「どん引き」させた佐藤輝
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 記憶に新しい「体験入部」からわずか5日。阪神・佐藤輝が再び、そして継続的に4番を打つ時が、早くもやって来た。6日の横浜スタジアムでの指名練習後、矢野監督が「輝でいくよ」と明言した。

 「別に(並びを)動かさずにというか、今の中でのベストを考えた結果がそれやけど」

 大山がこの日、出場選手登録を外れた。ぽっかりと空いた「4番・三塁」のイスには、その主将が欠場した2日と同様、ドラフト1位新人が座ることになる。その場しのぎの穴埋めではなく、ここまでの働きを評価した上での最善策であることを指揮官は強調。指名練習が行われた横浜スタジアムには姿を見せなかった佐藤輝も、覚悟はできている。

 「どこでいくと言われてもいいようにしっかり準備して、いいプレーができるようにやっていきたい。穴を埋めるじゃないけど、大山さんがいない間もしっかり勝てるように頑張っていきます」

 「体験4番」だった試合で強烈すぎるインパクトを残した。2日広島戦の5回に右越え8号逆転グランドスラム。新人が4番初出場で満塁弾を放ったのはプロ野球史上初の快挙だった。ここぞの場面や節目の試合で結果を出すのが天性のスターの証。7日からのDeNA3連戦も目が離せない。

 舞台も期待感をより高める。横浜スタジアム初見参だった4月9日には国吉から超特大の場外弾。全国にその名をとどろかせ、先発した藤浪らナインを「どん引き」させた。

 「(前回対戦は)チームも3連勝していますし、今回もしっかり打って勝てるように」

 32試合を終えチームトップの9本塁打。ドラフト制以降の新人最速2桁本塁打到達は03年村田修一(横浜)の36試合で、記録更新もかかる。ただ、本人は「そこへの意識はまったくない」とサラリ。動じない姿にも、4番の資質が見え隠れした。(山添 晴治)

 《新人10号、ドラフト制以降最速なるか》佐藤輝(神)があと1本に迫る新人選手のシーズン10本塁打は過去56人が達成。この3連戦中に打てばチーム33~35試合目で、2リーグ制以降では59年桑田武(大洋)27試合、50年戸倉勝城(毎日)32試合に次ぐ3番目のスピード。ドラフト制以降(66年~)では03年村田修一(横浜)の36試合を上回る最速記録になる。

 《球団の新人2桁弾は過去4人》阪神新人の本塁打は69年田淵幸一の22本を筆頭に80年岡田彰布18本、48年別当薫13本、50年渡辺博之11本の4人が2桁を記録。最速の10号到達は田淵の52試合目で、順調なら大幅な記録更新が見込まれる。

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