ピンクの正妻 阪神・梅野「道具に母に感謝して」 9日「母の日」は特別仕様で

[ 2021年5月7日 05:30 ]

母の日に阪神・梅野が使用するピンクのリボンが付いた捕手ミット(SSK社提供)
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 阪神の梅野隆太郎捕手(29)が「母の日」である今月9日のDeNA戦(横浜)でピンクを基調とした特別仕様の野球用具を使用することが6日、分かった。同日はNPB公式戦開催6球場の試合が「マザーズデー2021」として実施され、ピンク色の用具使用が可能。大切な一日を前に虎の正妻も準備を進め、用具提供を受けるSSK社の担当者に思いを明かしていた。

 「母の日は節目として、特に感謝している一日。プロ野球の世界に生きてきて、より思います。一言でいえば『感謝』のメッセージを込めた。それが子どもたちにも届いたらいいなと。道具に感謝し、お母さんに感謝してほしい」

 今回は例年のリストバンドに加え、スパイクや打撃手袋、フットガードなどもピンクカラーにし、捕手ミットにはピンクリボンを付けるなどして、さらなる統一感を出した。

 梅野の母・啓子さん(享年34)は小学4年時に他界し今年4月19日が20回目の命日だった。快進撃のチームを支える守りの要が天国で眠る母をより強く思い、戦う一日になる。

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2021年5月7日のニュース