昨秋打率・160の男が打撃開眼 国学院大のプロ注目捕手・福永奨

[ 2021年5月7日 14:36 ]

東都大学野球・第6週第2日   国学院大14ー1立正大 ( 2021年5月7日    神宮 )

<立正大・国学院大>4回1死満塁、本塁打を放つ国学院大・福永(撮影・河野 光希)
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 10年秋以来2度目の優勝を目指す国学院大は16安打14得点の猛攻で立正大を下し、6連勝で首位の中大と並ぶ8勝2敗とした。主将の福永奨捕手(4年、横浜)は「5番・捕手」で先発出場し、満塁弾を放つなど5打点の活躍を見せた。

 4点リードの4回1死満塁から福永は甘く入った変化球を完璧に捉えた。左翼席に飛び込むグランドスラムはうれしいリーグ戦初アーチとなった。

 「思い切っていこうという気持ちが結果につながった。中学生のときもここで満塁本塁打を打った。同じ場所で本塁打を打つことができた」

 横浜高校時は17年夏に秀岳館との1回戦で本塁打を放つなど2度の甲子園を経験。国学院大では昨秋のリーグ戦からレギュラー。二塁への送球タイム1秒8の強肩を武器に正捕手としてチームに貢献するも、打率・160、0本塁打とバットは湿った。

 プロを目指す男の課題は明確だった。打撃力の向上。冬の練習期間は鳥山泰孝監督とマンツーマンで打撃練習に取り組み、スイングの軌道やトップの位置を修正した。

 大学最後の春に成果は出た。ここまで主に5番を担い、打率・265、1本塁打、12打点とすべての指標で自己ベストの成績を残し「打席の中で自信を持って振れている。(打順が)5番なので良い場面で回ってくる。打点が入ればチームを救うことができ、勝ちにつながる」

 時節は1位で並ぶ中大と優勝を懸けて直接対決。「ここで浮かれていたら意味がない。優勝するためにやってきた。ここまで来たら気力が本当に大事。自分からチームに伝えたい」。主将は勝ってかぶとの緒を締めた。(柳内 遼平)

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