勝てないDeNA 快勝ムードから継投失敗…三浦監督「1つ勝つ大変さを感じる」

[ 2021年3月31日 05:30 ]

セ・リーグ   DeNA4ー5ヤクルト ( 2021年3月30日    横浜 )

<D・ヤ>逆転負けを喫し、初勝利がお預けとなった三浦監督(撮影・森沢裕)
Photo By スポニチ

 初白星が遠い。快勝ムードからまさかの逆転負け。DeNA・三浦監督は「1つ勝つ大変さを感じている。勝ちパターンで崩れた。悔しいけど勝ちにつなげられないのは監督(の責任)ですから」と疲労感をにじませた。

 白星がスルリと逃げたのは4―1の8回だ。2番手の石田が先頭の山崎に四球。2死から村上に再び四球を与え、続く内川に中前適時打を浴びた。回の途中でバトンを受けた山崎も塩見、代打・川端に連続二塁打を浴びて失点を重ねた。三浦監督が信頼する両腕が計4失点。09年以来12年ぶりの開幕3連敗(1分け挟む)を喫した。

 先発の大貫は6回まで4安打無失点。98球だったため、7回も続投して1失点に抑えた。3点リードで残り2回となり、ブルペンには石田、山崎、守護神の三嶋もいる。本拠地のファンも勝利を信じていたが、暗転した。

 山崎のイニング途中の登板は昨季40試合で1度だけ。三浦監督は「慣れない場面の登板は(山崎)康晃に申し訳なかった」と謝罪した。まずは1勝。「明日、勝つように頑張ります」と自らに言い聞かせるように話した。(大木 穂高)

続きを表示

2021年3月31日のニュース