オリックス ようやく“爆発” 得点圏打率・032だった打線がいきなり初回に6得点

[ 2021年3月31日 18:44 ]

パ・リーグ   オリックスーソフトバンク ( 2021年3月31日    京セラドーム )

<オ・ソ(2)> 初回1死満塁、中川圭の2点適時打で生還した太田(左)とグータッチする中嶋監督(中央) (撮影・平嶋 理子)                                           
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 貧打に悩むオリックスが、大きな先制点を挙げた。

 初回、制球に苦しむソフトバンク先発の大竹から1死満塁の好機をつくると、5番に入った中川圭が、初球の変化球を打ち返し、左翼フェンス直撃となる先制の適時二塁打。「チャンスの場面だったので、甘い球が来たら初球からどんどん打っていこうと思っていたことが、良い結果につながってくれました!」と喜んだ。

 さらに2死満塁となった場面では大城が、走者一掃となる中堅越えの3点二塁打。続く紅林も右中間への適時二塁打で続き、初回から打者一巡の猛攻で一挙6得点を奪った。

 オリックスは開幕してからここまで4試合で平均2得点。特に得点圏打率は31打数1安打(1犠打、2四球)の打率・032と、打線が低迷していたが、ついに火が噴いた。

 ▼オリックス・大城「追い込まれていましたし、何とか食らいついていこうと思っていたんですが、真っすぐに良い反応ができました。しっかり捉えることができましたので、打った瞬間抜けてくれると思いました」

 ▼オリックス・紅林「良い流れで来ていたので、その流れを止めないように何とか食らいついていこうと思って打席に入っていました。簡単に追い込まれてしまいましたが、何とか得点圏で打ててよかったです」

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