与田竜はやられたら、やり返す 3点ビハインドの初回に高橋周の2点適時打などで追いつく

[ 2021年3月31日 18:43 ]

セ・リーグ 中日ー巨人 ( 2021年3月31日    バンテリンドームナゴヤ )

<中・巨(2)>初回無死一、二塁、高橋はバットを折りながらも右前2点適時打を放つ(撮影・椎名 航)
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 やられたら、やり返す。中日は3点を先制された初回に先頭・大島からの4連打など、すぐさま反撃し試合を振り出しに戻した。

 大島が左前打を放つと、続く阿部は右中間フェンス直撃の二塁打で無死二、三塁と好機を拡大。さらに高橋周が井納の初球、内角142キロのカットボールをバットを折りながら右前へ運び、2人を還した。

 「チャンスだったので、甘い球は積極的にいこうと思っていました。バットは折れましたが、良いところに落ちてくれた。点を取られた後、すぐに取り返すことができたので良かった」

 さらにビシエドも右前打で続き、無死一、三塁から平田の遊ゴロ併殺の間に三塁走者の高橋周が生還し、同点に追いついた。
 前日30日の巨人戦で今季15打席目でようやく初安打が飛び出した高橋周。「1本出て、色々変わってくると思いますし、明日からもしっかりやっていきたい」と語っていた通り、頼れる主将のバットが熱を帯びてきた。

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2021年3月31日のニュース