西武・岡田の悔やまれる8回の走塁判断 辻監督「浮かれちゃったんじゃないの?説教しときます」 

[ 2021年3月31日 22:39 ]

パ・リーグ   西武1-1日本ハム ( 2021年3月31日    札幌D )

<日・西2>引き分けに終わった辻監督(撮影・高橋茂夫)
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 西武は、今季初の引き分けに終わった。その中で悔やまれたのが、同点の8回先頭で、代打起用された岡田雅利捕手(31)の判断。フルカウントから左腕・宮西の直球をはじき返した打球は、左翼フェンスを直撃。決して足が速いとはいえない岡田は、懸命にセカンドを狙ったが、左翼・浅間の好返球であえなくタッチアウトとなった。

 このプレーに辻監督は「説教しときます」と苦笑い。「自分の足と相談しなさい。あいつ打った瞬間、打球見てたからね。(スタンドに)入るわけないのに。レフトの動きを見て止まればなんてことはない」と振り返った。さらに「若林を代走に送る準備もしていた」と明かし「浮かれちゃったんじゃないの」と冗談めかした。

 それでも指揮官は「岡田は、ずっとバッティングが調子いいから。誰を代打でいこうかとなって若林、山野辺という声もあったが、おれは岡田が粘って粘ってどうにか出てくれると思った」と岡田への期待の大きさを口に。「見事に応えてくれたんだけど、ああー甘かったですね」と、勝ち越しのチャンスを逃し、悔しそうだった。

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2021年3月31日のニュース