不名誉記録のデパート…オリ、7年連続の本拠地開幕戦黒星 紅林の凡ミスが…

[ 2021年3月31日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス1ー3ソフトバンク ( 2021年3月30日    京セラD )

<オ・ソ>2回無死、左越えに本塁打を放ったジョーンズ(左)をグータッチで迎える中嶋監督だったが…(撮影・成瀬 徹)  
Photo By スポニチ

 オリックスはもう一つの“開幕の呪縛”も解けなかった。拙守が敗戦に直結した2連敗で、本拠地開幕戦は15年から7年連続黒星に沈んだ。26日の西武との開幕戦で12年からの10連敗でリーグワーストを更新したばかり。本拠地開幕戦黒星に関しては過去に近鉄(56~64年)の9年連続があり、今回の7年連続は現パ・リーグ球団では最長を更新した。

 中嶋監督が「なんでなのかなあ…」とあきれ顔で振り返ったのは2回1死一、三塁の場面だ。栗原の浅い左飛で吉田正から返球を受けた三塁・紅林は三走・グラシアルのスタートに気付かなかったのか、本塁に送球せずベースタッチする凡ミスで先制犠飛にした。

 「育成と勝利」の両立を目指す以上、高卒2年目・紅林の起用には我慢も必要。安達の復帰で不慣れな三塁へ回った事情もある。過度に悲観する必要はなく、指揮官も「明日(31日)勝ったからって借金が2つ減るわけではないし、コツコツいきます」と前を向いた。(湯澤 涼)

続きを表示

2021年3月31日のニュース