日本ハム・ドラ1伊藤、プロ初先発登板は6回1失点で勝ち負けつかず「1球の怖さを知りました」

[ 2021年3月31日 20:34 ]

パ・リーグ   日本ハム―西武 ( 2021年3月31日    札幌D )

力投する日本ハムのドラ1の伊藤(撮影・高橋茂夫)
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 日本ハムのドラフト1位ルーキー伊藤大海投手(23)が、31日の西武戦にプロ初先発登板し、6回1失点の好投で降板した。

 初回は金子、西川から見逃し三振を奪ったが、続く源田、森に連続安打を許して2死一、三塁のピンチを迎えた。しかし中村を捕邪飛で打ち取ってピンチを切り抜けた。2回は先頭の外崎を遊ゴロで打ち取り、続く木村から空振り三振を奪った。2死走者なしから呉念庭に四球を許し、さらに鈴木の中前打で2死二、三塁の初回に続きピンチとなったが、金子を三ゴロで打ち取って再びピンチを抑えた。その後は3回、4回と2イニング連続三者凡退で西武打線を抑えた。0―0で迎えた5回は先頭の呉念庭に1発を浴びて初失点。6回は三者凡退で抑えた。6回裏に西川の中前適時打でチームは同点に追いついた。

 6回102球を投げて、4安打1失点8奪三振で降板し、プロ初登板は勝ち負けはつかなかった。7回から2番手の長谷川にマウンドを譲った。

 プロ初先発登板を終えて伊藤は「序盤に流れを作り切れなかったことが反省点です。ホームランを打たれた場面は、気持ちで押して行かなければいけないところではありましたが、1球の怖さを知りました。この経験を次に活かしていきたいです。と次戦以降の課題を話しながら「まだ試合は同点なので、勝利を信じて応援します」とチームの勝利へコメントを残した。

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2021年3月31日のニュース