西武・呉念庭　プロ初アーチとなる今季1号！「入った瞬間は叫びました！」　緊急昇格でいきなり先発出場

パ・リーグ   西武―日本ハム （ 2021年3月31日    札幌D ）

西武の呉念庭
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　西武の呉念庭内野手（27）が、31日の日本ハム戦でプロ初アーチとなる今季1号を放った。

　呉念庭は山川と栗山の離脱によって31日に緊急で1軍昇格し、いきなり「8番・一塁手」で先発出場。両チーム無得点で迎えた5回の第2打席。ボールカウント1―2から日本ハム先発の伊藤が投じた4球目をライトスタンドへ打球を運び、チームにとって貴重な先制点となった。

　呉念庭は「打ったのは真っすぐです。手ごたえは完璧でした…。入った瞬間は叫びました！本当にうれしいです。ここまで苦しい日々もありました。そんな中でも家族や友達に支えられたからこそ、ここまで来たと思っています。初ホームランを打つことができたのは、支えていただいた皆さんのお陰です。だから本当にうれしいですね。」とプロ初アーチを振り返った。

　緊急で1軍昇格を果たし、試合前には「今年は（春先の）対外試合からバットが振れています。調子はいいと思います。今回、一軍に呼んでいただきましたので、チャンスをものにしたいです。ルーキーたちに負けないように！意地を見せたいです！」と意気込んでいた。