東海大相模・門馬監督 10年ぶり決勝進出「最後の最後まで息の抜けない試合だった」

[ 2021年3月31日 12:53 ]

第93回選抜高校野球大会第10日第1試合 準決勝   東海大相模2―0天理 ( 2021年3月31日    甲子園 )

<天理・東海大相模>初回2死二塁、先制の左前適時打を放つ東海大相模・柴田(撮影・後藤 正志)
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 第93回選抜高校野球大会第10日は31日、兵庫県西宮市の甲子園球場で準決勝が行われた。第1試合では、東海大相模(神奈川)が2―0で天理(奈良)に勝利し10年ぶりの決勝進出を果たした。

 初回2死二塁から柴田疾の左前適時打で先制。9回2死三塁からは相手暴投で1点を加点した。投げてはエース左腕・石田隼都は、3回1死からの6連続を含む15三振を奪って3安打完封した。

 試合後、門馬敬治監督(51)は「非常に厳しい試合だった。達君は出ませんでしたけど、それ以外の2人の投手も能力が高い投手だったので最後の最後まで息の抜けない試合だった」と振り返り、石田の投球について「前半は球が高かったものですから、そこが気掛かりでしたが、バッテリーで天理高校の打線をよく研究して、その成果が出たと思う」とし、打線については「どこかでワンチャンス来ると思っていた。粘り強くやったんですけど、なかなか打てなかった」と話した。そして、決勝に向け「1戦必勝です。あす甲子園球で試合ができるのは嬉しいこと。その中で選手が思う存分、相模の縦じまのプライドを胸に頑張ってもらえたらと思う」と話した。

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