ソフトバンク「高谷の祭典」だ!野手最年長の38歳「僕が一番びっくり」自己最多4打点

[ 2020年9月13日 05:30 ]

セ・リーグ   ソフトバンク8―4西武 ( 2020年9月12日    ペイペイD )

<ソ・西>3回2死二、三塁、鷹の祭典で黄色に染まったスタンドを前に3ランを放つ高谷(撮影・岡田 丈靖)
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 首位ソフトバンクは西武を圧倒して5連勝を飾った。高谷裕亮捕手(38)が先制適時打に3ランで、自己最多の4打点と大活躍。2勝目を挙げた先発の武田翔太投手(27)ら4投手をリードし攻守でもり立てた。今季初の「鷹の祭典」でチーム最年長野手が“高谷の祭典”を演じ、貯金は今季最多を更新する16。試合がなかった2位ロッテとのゲーム差は2に拡大した。

 工藤監督からは親しみを込めて「爺(じい)」と呼ばれている。チームを5連勝に導いたのは、11月に39歳を迎える野手最年長・高谷のバットだった。

 0―0の2回2死二塁で初対戦の左腕・ノリンから先制の中前打。4―0の3回2死二、三塁ではスライダーを右翼テラス席に運ぶ2号3ラン。自己最多となる1試合4打点に「僕が一番びっくりしています。4打点は出来過ぎ」とおどけた。

 通算10本塁打を放っているが、工藤監督が就任した2015年以降は、本塁打を放った試合は8戦全勝。指揮官は「素晴らしかったですね」と最敬礼だった。

 今季は14年目のシーズン。古傷の膝痛を抱える中、最善の準備を続けている。新型コロナウイルスの影響で4月に9日間、チームが活動休止となった際には、05~08年にかけて大ヒットした短期集中型エクササイズ「ビリーズブートキャンプ」のDVDを引っ張り出し、自宅で家族とともにトレーニングを重ねた。球場での自主練習が始まってからは自転車通勤で下半身強化にも努めた。「体のケアとかトレーニングは、(試合に)出ようが出まいがやることは変わらない」と、シーズン中も早出で体を動かすことは欠かさない。

 この日は「鷹の祭典2020」の初戦だった。黄色を基調に、青のラインが入ったユニホームは、医療従事者への感謝の気持ちが込められていた。お立ち台でインタビュアーから「高谷の祭典」と称えられたベテランは「鷹の祭典でいいスタートが切れて良かった」と振り返った。

 打線は11試合ぶりの2桁安打をマーク。試合のなかった2位・ロッテとのゲーム差を2に広げた。今季14度目の先発マスクを被った高谷は「たまに出て、いい結果になるのはうれしいし、自信にもなります」と汗を拭った。

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