プロ注目高橋宏に負けん!中京大中京・畔柳、最速146キロ12K「自分も世代No・1を目指したい」

[ 2020年9月13日 05:30 ]

秋季愛知県大会   中京大中京8-1名古屋国際 ( 2020年9月12日 )

強気に内角を攻め込む中京大中京・畔柳
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 来秋ドラフト候補の中京大中京・畔柳亨丞(くろやなぎ・きょうすけ)投手(2年)が秋季愛知県大会の1回戦に先発し6回を3安打1失点に抑えた。最速146キロを計測し、毎回の12三振も奪ったが「直球が上ずっていたので自己採点は40点」と反省も忘れなかった。

 威力ある直球を軸にカーブ、スライダーを効果的に決めた畔柳。U15侍ジャパンに選出された経験を持ち、今夏まで絶対的エースだった同じ右腕の高橋宏から多大な影響を受けてきた。「練習でも人一倍、考えてやろう」という助言を胸に実力を磨き、今大会地区予選で自己最速150キロを計測。「高橋さんが世代No・1を目指していたので自分も目指したい」と理想は高い。

 伸びしろ十分で高橋源一郎監督(40)も「秋のこの段階では高橋より(直球が)速い」と認める。新たな怪物候補は鍛錬を重ねる。

 ◆畔柳 亨丞(くろやなぎ・きょうすけ)2003年(平15)5月3日生まれ、愛知県豊田市出身の17歳。小学1年で野球を始める。高1夏からベンチ入りし、2年秋から背番号1。U15侍ジャパンの一員として18年のU15W杯に出場。最速150キロで持ち球はカーブ、スライダー、チェンジアップ。1メートル77、80キロ。右投げ右打ち。

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2020年9月13日のニュース