楽天・渡辺直 今季限り引退 どこでも慕われた兄貴分、「松坂世代」最後の野手…球児に続きまた

[ 2020年9月13日 05:30 ]

楽天・渡辺直
Photo By スポニチ

 楽天は12日、渡辺直人内野手兼打撃コーチ(39)が今季限りで現役を引退すると発表した。1日に今季限りの引退を発表した阪神・藤川と同じく1980年生まれの「松坂世代」最後の現役野手。3球団を渡り歩いたいぶし銀が14年の現役生活に終止符を打つ。

 名バイプレーヤーが、ユニホームを脱ぐ決断を下した。コーチ兼任の今季は開幕1軍も出場がないまま、6月25日に出場選手登録から外れた。「まだ若手と勝負してやろうという気持ちがあるうちは辞めない。もう勝負できないと思ったら引退するって公表するつもり」。常々、話していた通り、出場機会がなくなった上に、若手の活躍に喜びを覚えるようになった心境の変化もあり、決断に至った。

 元エースの田中(現ヤンキース)、嶋(現ヤクルト)らと同期で06年ドラフトで楽天入り。10年オフに横浜(現DeNA)との金銭トレードが決まると、鉄平、草野、嶋が翌日の契約更改で号泣した。西武を含め在籍した3球団それぞれで同僚から慕われる人望の厚い「兄貴分」だった。チームへの献身的なプレーが身上で、99死球は現役4位と痛みに強い選手でもあった。

 13日の引退会見で区切りをつけるが、今季は選手として試合に出るために最後まで全力を尽くす。

 ◆渡辺 直人(わたなべ・なおと)1980年(昭55)10月15日生まれ、茨城県出身の39歳。牛久から城西大を経て三菱ふそう川崎に進み、04年にスポニチ大会新記録の打率・769。06年大学・社会人ドラフト5巡目で楽天入団。10年オフに金銭トレードで横浜(現DeNA)、13年7月にトレードで西武移籍。17年オフに戦力外通告を受け、8年ぶりに古巣・楽天に復帰した。今季から1軍打撃コーチを兼任。1メートル73、73キロ。右投げ右打ち。

続きを表示

この記事のフォト

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年9月13日のニュース