巨人・坂本勇 原監督の“扇子効果”だ センス光った巧打で終盤2打点

[ 2019年8月13日 05:30 ]

セ・リーグ   巨人8-7広島 ( 2019年8月12日    マツダ )

8回1死二塁、坂本は右前に適時打を放つ(撮影・奥 調)
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 終わってみれば1点差の辛勝。試合後半で、追いすがる敵にダメージを与えた巨人・坂本勇の“野球センス”が光った。7―5の8回1死二塁、一岡の内角直球を右翼へ適時打。「コンパクトに振ることができた」。6―5の6回1死一、三塁でも中犠飛。5点差から詰め寄る広島に最後まで勝ち越しを許さなかった。

 リーグで唯一負け越している相手との敵地3連戦。今季6勝11敗1分けで6試合が逆転負け。「こっちも粘り強くやるしかない」。主将のバットが生んだ2点が効果的だった。原監督も「今日はどんな点数も大きいです。勝利したのが大きい」。熱戦を1点差で制し、マツダスタジアムでの連敗も5で止めた。

 扇子で暑さと宿敵を振り払った。チームは前日のデーゲーム後に移動。空調設備の不具合などで羽田発の飛行機が25分遅延した。出発を待つ間、機内は蒸していた。すると突然、原監督から扇子をプレゼントされ、「ありがとうございます」と感謝。笑顔であおぎ、この日も最高気温35・5度を記録したマツダでの戦いに備えた。

 対抗心も燃やす。広島が25年ぶりリーグ優勝した16年11月。セ・リーグのベストナインは、9選手のうち鈴木ら広島勢が5人を占めた。「巨人の選手がもっと出られるようになれば」。あれから3年。5年ぶりの優勝をすれば、それに近づく。

 5連勝で2位・DeNA、3位・広島とのゲーム差を3と4・5に広げた。「今日勝てたので、明日も頑張ります」。主将のバットが眼下の敵を振り払う。(青森 正宣)

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