海星17年ぶり初戦突破 攻守で大串 ソロ弾&アピールプレー

[ 2019年8月13日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権大会 第7日2回戦   海星3―2聖光学院 ( 2019年8月12日    甲子園 )

<聖光学院・海星>6回、右越えソロを放った海星・大串(撮影・井垣 忠夫)
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 「2番・一塁」で出場した海星(長崎)・大串が攻守でキーマンとなった。1―0の6回に左腕・須藤の直球を右越えソロ。左対左を苦にせず「ちょっと詰まったけど角度が良かったので、もしかしたら入るかも、と思った」と照れくさそうに笑った。

 守りでも流れを引き寄せた。3回無死。左翼線二塁打かと思われた聖光学院、清水が一塁ベースを踏んでいないことに気づいた。一塁ベンチや捕手からも「踏んでいない」の声が飛んだことで確信。投手からボールをもらい、アピールプレーで「アウト」とし、記録は左ゴロに。ピンチの芽を摘み「ラッキーと思った」と笑った。

 夏の甲子園は02年以来の勝利で、43年ぶりに3回戦に進出。加藤慶二監督は「勝ち方を忘れていたので本当にうれしい。次の相手(八戸学院光星)はうちよりも格上。何ができるか考えてやりたい」と話した。

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2019年8月13日のニュース