磯村決めた!2連続申告敬遠、満塁で代打サヨナラ犠飛「皆で勝ち取った勝利…必ずあしたにつながる」

[ 2019年8月13日 22:48 ]

セ・リーグ   広島2―1巨人 ( 2019年8月13日    マツダ )

<広・巨>11回1死満塁、サヨナラ犠飛を放った磯村(右)を迎える緒方監督(左から2人目) (撮影・奥 調)
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 広島の磯村嘉孝捕手(26)が引き分けでも自力Vが消滅する首位・巨人戦で延長11回に代打で登場。自身初のサヨナラ打となる犠飛を放ち、優勝戦線に踏みとどまるとともに本拠マツダスタジアムでの通算400勝達成という大事な白星のヒーローになった。

 広島は1―1で迎えた延長11回、先頭の主砲・鈴木が左越え二塁打を放ち、野間がバントで送って1死三塁とすると、メヒア、会沢が連続で申告敬遠されて満塁。

 ここで巨人の原監督はマウンドを戸根から7番手・鍵谷にスイッチし、陽岱鋼を右翼に入れて亀井を右翼から左翼へ動かす策を取った。このタイミングで代打として打席に入った磯村はカウント1―1からポジションを移動したばかりの亀井が守る左翼へフライを放ち、俊足の三走・鈴木が左手でホームイン。一塁ベース付近で鈴木の生還を確認した磯村は飛び上がって喜びを爆発させ、ベンチを飛び出してきたナインからの手荒い祝福と歓喜のウォーターシャワーを浴びた。

 「最高でーーーーーーーーす!!!」。サヨナラのホームを踏んだ鈴木のお株を奪うような長い雄叫びでお立ち台の第一声を決めた磯村はスタンドからの万雷の拍手に満面の笑み。「送りバントした時点で2人敬遠されるだろうな…と思いながら。絶対1死満塁で回ってくるなと思ってました」と打席に入るまでの胸中を明かすと「追い込まれたくなかったので、ストライクは全部振るつもりでいきました」とキッパリ。サヨナラの瞬間について聞かれると「ちょっと(打球が)低かったんでどうかなと思ったんですけど、パッとサードランナー見たら誠也だったので大丈夫だなっと思いました」と再び頬を緩めた。

 俊足の鈴木が全力疾走する姿に「助かりました」と感謝した磯村。この1勝でチームの連敗は3で止まり、首位・巨人とは再び3・5ゲーム差、この日敗れた2位・DeNAとは0・5ゲーム差に詰めた。「皆で勝ち取った勝利だと思いますので、必ずあしたにつながると思います」。この言葉にスタンドからさらに大きな歓声が上がると「あしたも広島全体となってジャイアンツを倒しにいきたいと思います。皆さん、応援よろしくお願いします!」と磯村もファンに負けじと声を張り上げ、お立ち台を締めくくった。

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