マー君 8勝目に投手コーチ評価「良い仕事してくれた 制球力があった」

[ 2019年8月13日 14:17 ]

ア・リーグ   ヤンキース1-0ブルージェイズ ( 2018年8月11日    トロント )

ヤンキースの田中(AP) 
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 11日にトロントで行われたブルージェイズ戦で今季8勝目を挙げたヤンキース田中について、ラリー・ロスチャイルド投手コーチが12日(日本時間13日)、「良い仕事してくれた。自分がやらなければいけないことを認識し、それを可能にするだけの制球力があった」と絶賛した。

 ブ軍戦での田中は特にスライダーがさえ渡り、ポテンシャルの高い若手打者が揃う相手打線を9回無死まで3安打で零封。握り変えて3戦目となったスプリットももまずまずで、ベテランコーチも「弱い打球を打たせていた。スプリットを信頼して投げていた」と満足げだった。オールスター後の5試合で合計26失点と苦しんできた田中だが、「間違いなく良い方向に進んでいる」というロスチャイルドの言葉を信じるなら、今後は期待できそうだ。

 田中はオリオールズとのダブルヘッダーが行われたこの日はヤンキースタジアムのグラウンドに姿を見せず、室内で調整。次の先発は未発表だが、15日(同16日)からのインディアンスとのシリーズ中になる見込みだ。(ニューヨーク・杉浦 大介通信員)

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2019年8月13日のニュース