中日 8連敗でストップ、笠原6回2失点 不整脈手術から復帰初白星

[ 2019年7月29日 05:30 ]

セ・リーグ   中日4-2DeNA ( 2019年7月28日    ナゴヤD )

復帰後初勝利を挙げた笠原は、ドアラに腕を掲げられ笑顔でガッツポーズする(撮影・椎名 航)
Photo By スポニチ

 開幕投手の意地だ。中日の笠原が6回4安打2失点。チームの連敗を8で止め、不整脈による手術後、初白星となる3勝目を手にした。

 「僕が(1軍に)合流してから連敗が始まったので、なんとしても勝とうと思った」

 立ち上がりから緩急を駆使した。先頭・中井に左前打を許したが、筒香を106キロカーブで一ゴロ併殺。ソトの犠飛で1点差に迫られた6回はなおも1死一、三塁のピンチで宝刀111キロのチェンジアップでロペスを三ゴロ併殺に打ち取った。「ちょっと浮いたけど、タイミングを外せて良かった」と普段は冷静な左腕がマウンドで吠えた。

 不整脈は新潟医療福祉大時代から悩まされていた。ダッシュなど激しい運動は問題なかったが「セーフティーバントの構えをされてマウンドを降りたりすると症状が出た」と瞬発系の動きをすると、心拍数や息が上がった。4月27日の阪神戦で先発予定だったが、前日練習で症状が出たため、登板回避。5月10日にカテーテル手術を行った。

 復帰後、初登板となった21日はこの日と同じDeNA相手に4回5失点で今季初黒星。実は19日から登板に向けて1軍合流していたが、その試合からチームは連敗が始まった。それだけに「何とか止めたかった。やっと勝てた」と喜びもひとしお。与田監督も「立ち上がりからストライクゾーンで勝負し、頼もしい投球だった」と称えた。

 「遅くなったが、ここから勝ち星を積み重ねたい」と笠原。東海地方同様、チームも左腕もようやく梅雨明けした。(徳原 麗奈)

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2019年7月29日のニュース