阪神、巨人戦初の屈辱 満弾2被弾…初回に7失点 矢野監督「どうしようもないでしょ」

[ 2019年7月29日 05:30 ]

セ・リーグ   阪神4-16巨人 ( 2019年7月28日    東京D )

初回1死満塁、ゲレーロに満塁本塁打を浴び、ひざに手をあててうなだれる岩田(撮影・坂田 高浩)
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 阪神は自慢の投手陣がのみ込まれた。初回からビックイニングを献上。3連勝を狙った一戦で先発の岩田が大炎上した。めった打ちを食らう悪夢の展開に、スタンドの虎党も開始早々に意気消沈した。

 「(大量失点の展開にはベンチも)どうしようもないでしょ。打つのを待つしかないし、策って何もできるわけじゃないしさ」

 手出しできない状況には矢野監督もお手上げ状態だった。1点リードの初回。1死一塁から丸、坂本、亀井の3連打で同点に追いつかれた。なおも1死満塁から、岡本には押し出し四球。あっさり逆転を許すと、直後に特大のダメージを食らわされた。

 「自分をコントロールすることができず、ただただ情けなかった。チームの流れを止めてしまって、申し訳ないです」

 岩田は打球の行方をぼう然と見送ることしかできなかった。1死満塁からゲレーロに投じた3球目。2ストライクと追い込みながらも、高めに浮いた力ない直球を、バックスクリーン左へと放り込まれた。初回は打者一巡、11人攻撃され6安打7失点。球数は45球も要した。3回には炭谷にも2ランを被弾。自己ワーストとなる9失点で、3回限りで降板した。

 「よーいどんで7点やったっけ。しんどすぎたしね。2つ取ったからこそきょうはウチとしては何としても取りたい試合やった。あれだけいかれるとね」

 序盤から大量失点の状況に指揮官も本音を漏らした。岩田の降板後も負の連鎖は続き、6回には3番手の浜地が炭谷に満塁弾を献上。巨人戦で2本の満塁打を浴びるのは通算1959試合目にして初めてだった。登板した4投手全てが失点し、屈辱の2文字で塗り固められた今季最多の16失点。自力優勝の可能性も再び消滅し、矢野阪神がまざまざと宿敵に力の差を見せつけられた。(山本 浩之)

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