【兵庫】神戸国際大付 9回に勝利スルリ…青木監督「30年の監督人生の中でこんな負け方は初めて」

[ 2019年7月29日 17:04 ]

第101回全国高校野球選手権兵庫大会 決勝   神戸国際大付1―4明石商 ( 2019年7月29日    ほっと神戸 )

 目前まで迫った勝利がスルリと手から滑り落ちた。

 1―0の9回。8回まで明石商打線を散発3安打に抑えていた先発の松本凌人投手(3年)が突如、乱れた。先頭で代打の窪田康太内野手(3年)にこの日初めての死球を与え、次打者・中森俊介投手(2年)の犠打では、捕球の際にボールが手に付かず無死一、二塁としたところで無念の降板。「一人一人を打ち取ることを考えていたが、ピンチの場面で鍵に任せてしまって、申し訳ない気持ちと抑えてくれという気持ちだった」。その思いを受けたエース右腕・鍵翔太投手(3年)が懸命に腕を振るも、四球と中前打で同点とされると、なおも無死満塁からスクイズで逆転された。さらには1死二、三塁から走者一掃の右前二塁打を浴び4失点。願いは届かず、2年ぶり3度目の聖地とはならなかった。

 青木尚龍監督(54)は思わぬ幕引きに「うちが最後にこけた。30年の監督人生の中でこんな負け方は初めて」と複雑な心境を話しつつ、「だからこそ、やられたとは言いたくない」と言い切った。昨年の秋季大会決勝でも明石商に2―3で敗れ、準優勝。立ちはだかる大きな壁を打ち崩すまであと一歩のところまで迫っただけに、表情には悔しさがにじんでいた。

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