【大分】ノーシードの藤蔭が連覇、同県16年ぶり 継投策冴える

[ 2019年7月29日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権 大分大会決勝   藤蔭5―1大分商 ( 2019年7月28日    別大興産スタジアム )

<藤蔭・大分商>2年連続3回目の甲子園出場を決め喜ぶ藤蔭ナイン(撮影・岡田 丈靖)
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 ノーシードの藤蔭(大分)が2年連続で甲子園切符を手にした。2月に病気で体調を崩した原秀登監督に代わって就任した竹下大雅監督は「素直にうれしい。緊迫した試合でよく頑張ってくれた」とホッとした表情を浮かべた。

 昨年は市川というエースがいたが、今年は一転、連覇を決めたキーワードは全6試合中5試合で用いた継投だ。決勝で先発した背番号11の小宮は緩急を生かした投球で6回1失点と好投し「僕のスタイル」と胸を張った。下馬評を覆して連覇達成。02、03年の柳ケ浦以来16年ぶりの快挙だ。過去2度は初戦敗退で初勝利を目指す。

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2019年7月29日のニュース