大谷、60打席ぶり15号 最長ブランク阻止、後半戦待望134・4メートル特大弾

[ 2019年7月29日 02:30 ]

ア・リーグ   エンゼルス7-8オリオールズ ( 2019年7月27日    アナハイム )

60打席ぶりに本塁打を放った大谷(AP)
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 エンゼルスの大谷翔平投手(25)が27日(日本時間28日)のオリオールズ戦で待望の後半戦初アーチを放った。1点を追う3回先頭で、一時同点の15号ソロを中越えへ運んだ。7月7日以来、15試合60打席ぶりの一発。昨年のメジャー自己ワーストとなる61打席本塁打なしまであと2打席と迫っていたが、ワースト更新を阻止した。

 真ん中低めへ沈むスライダーを、大谷が完璧にすくい上げた。1点を追う3回。右腕ブルックスの低め変化球での揺さぶりにも、軸はぶれない。フォロースルーは右手一本になりながら、バックスクリーンのブッシュを越える今季2番目の飛距離134・4メートルの特大弾となった。

 7月7日のアストロズ戦を最後に59打席本塁打がなかった。メジャー自己ワーストは昨年5月から7月にかけての間で、61打席本塁打なし。あと2打席に迫っていたが、右翼席に初出現した「OHTANILAND」の応援ボードに一発回答で応えた。

 昨年の最長ブランクはその間打率・184で、負傷離脱もあり確かに低迷した。今回は本塁打のない間、打率・224と不振は最小限にとどめ、出塁率は・339とキープ。警戒され、厳しい攻めから四球が増えていた。「去年は8番も打った。カウント関係なくどんどんゾーンの中で勝負する感じ。けれど最近は枠の外辺りが多い。見送りながら、カウント3―2も多い」。打撃の状態は「修正はするが、大幅に変える必要はない。以前とは違う」と分析し、焦らずぶれずにその時を待ち続けた。

 警戒網が解けるわけもなく、1点を追う9回2死二、三塁の一打サヨナラの場面では今季初敬遠された。続く4番アップトンが倒れ手痛い3連敗。試合後大谷はメディア対応しなかった。前日には「もう一つかみ合えば、いい流れになるんじゃないか」と話していた。久々の一撃は逆襲の号砲となるか。

 《最長ブランクは61打席》大谷は昨年5月18日のレイズ戦の1打席目~同年7月7日のドジャース戦の4打席目まで61打席連続で本塁打がなかった。これがメジャー自己最長ブランクで今回の59打席は2番目の長さとなった。日本ハム時代は新人だった13年9月~14年4月にかけて記録した81打席連続本塁打なしがワースト。デビューからプロ初本塁打までは92打席かかった。

 《ジャパンデー サインバット贈る》この日は「ジャパンデー」として球場外の一角でイベントが行われ、5000人が足を運んだ。大谷は抽選に当たったファンへサインバットを届けるため会場へ。目の前でサインを入れ、写真に納まった。バットを手にしたアナハイム近郊在住のカレン・リーさんは「こんな幸運信じられない。ミシガン州に住む息子に贈るわ」と感激の面持ち。始球式は「こんまり」の愛称で知られる片付けコンサルタントの近藤麻理恵さんが務めた。

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