【鹿児島】神村学園2年ぶり5度目V “トリプル田中”が同点打&勝ち越し2ラン&3失点完投

[ 2019年7月29日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権 鹿児島大会決勝   神村学園5―3鹿屋中央 ( 2019年7月28日    平和リース )

<神村学園・鹿屋中央>神村学園のエース「田中」瞬太朗
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 “トリプル田中”の活躍で神村学園(鹿児島)が全国切符をつかんだ。1点を追う4回、1死三塁の場面で打席に立った5番・田中大陸(りく)が左前に同点打。「先制されていたので自分が打って1点取って流れをつくろうと思った。打てたことが大きかった」。さらに2死一塁となって、今度は7番・田中天馬が勝ち越し左越え2ラン。「弾道が低いと思ったけど入ってくれて良かった」と笑った。

 2年生エースの田中瞬太朗も9安打されながら3失点完投。打っても5回に高校1号となるソロ本塁打を右翼席に運び「(本塁打で)楽になった。大崩れすることなく投げられた」と話した。小田大介監督は「(甲子園に出場した)2年前も田中がいた。チームに田中がいると甲子園に行ける」と告白。聖地でも田中パワーで旋風を起こす。 (村田 有子)

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2019年7月29日のニュース