【栃木】作新学院が県最長9連覇、夏53連勝 石井主将「甲子園でも負けない」

[ 2019年7月29日 05:30 ]

第101回全国高校野球選手権 栃木大会決勝   作新学院6―2文星芸大付 ( 2019年7月28日    宇都宮清原 )

<文星芸大付・作新学院>胴上げされる作新学院・小針監督(撮影・木村 揚輔)
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 歓喜の胴上げは9度だ。夏の栃木大会53連勝で9連覇。作新学院・小針崇宏監督は「1試合ごとに経験しながら勝負強く、バッテリーも粘り強くやってくれた」と目を細めた。

 持ち味の積極性と、粘り強さで序盤から得点を重ねた。初回は1死一塁から横山の二盗で二塁送球がそれる間に生還し、無安打で先制。2回は2死走者なしから2点目を奪うなど、小刻みに加点した。昨秋は栃木大会決勝で佐野日大に敗れ、春は同準々決勝で栃木工に敗戦。9連覇は重圧となったが「数字の9じゃなくて“球(きゅう)”に集中しろ」(小針監督)を合言葉にV9を成し遂げた。

 OBの日本ハム・石井一の弟で3番・遊撃の石井巧主将は「諦めずに戦い抜けた。甲子園で負けない、勝ち続けることが目標」と意気込んだ。(春川 英樹)

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2019年7月29日のニュース