オリックス由伸、2年ぶり先発勝利「点が入った時は泣きそうに」

[ 2019年4月12日 05:30 ]

パ・リーグ   オリックス2―1ロッテ ( 2019年4月11日    ZOZOマリン )

試合後、ファンの声援に応える山本 (撮影・白鳥 佳樹)   
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 西村監督からグータッチで祝福され、オリックス・山本は最高の笑顔を見せた。新人だった17年8月31日のロッテ戦で挙げたプロ初勝利以来の先発白星。2年前と同じ千葉で声を張り上げた。

 「とにかく感動しています。最後、点が入った時は泣きそうになるくらいうれしかった」

 前回3日のソフトバンク戦は8回1死まで無安打投球。9回を1安打で零封しても無援護で勝利には届かなかった。今回も8回を3安打1失点。2試合で計4本しか安打を許していない。交代が決まっていた9回に後藤の決勝打が飛び出し、プロ最多116球の我慢が報われた。

 2回は2四球で2死一、二塁を招き、藤岡に先制打を浴びた。「立ち上がりは力みがあった」。修正の鍵が舌出し投法だ。「意識していないんですけどね。高校の時に写真を見て“あれ、出てるな”って」。NBAの元スター選手マイケル・ジョーダン、ソフトバンク・内川も打撃時に舌を出す。リラックス状態を自然と保ち、パフォーマンス向上につながる。舌と一緒に顔を限界までねじることで力を効率的に伝達できる効果もあるという。

 真一文字に結ばれていた口元から3回以降はペロッと出始めた。最速153キロ直球に140キロ台後半の高速カットボールを織り交ぜて圧倒。3~8回は1併殺を含んで打者3人ずつで片付け、西村監督にも「前回は完璧で、今日も全て良かった」と称えられた。「優勝できるように、いっぱい勝ちたい」。今季初の最下位脱出へ導き、さらなる上を見据えた。(湯澤 涼)

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