DeNA・今永 広島打線を1安打9Kで2年ぶり完封 ハマスタでは初「自信になります」

[ 2019年4月12日 21:03 ]

セ・リーグ   DeNA6―0広島 ( 2019年4月12日    横浜 )

<D・広>8回無死、会沢を空振り三振に仕留め、雄叫びをあげる先発・今永(撮影・島崎忠彦)
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 DeNAの4年目左腕・今永昇太投手(25)がセ・リーグ3連覇中の広島打線をわずか1安打に抑え、2年ぶり3度目の完封勝利。チームを3連勝&貯金3に導いた。

 3回までノーヒット投球。結局、終わってみれば打たれた安打も4回の先頭・菊池涼に左前へ運ばれた単打1本だけで、9回を105球で投げ抜き、9三振を奪う力投だった。

 ともに今季の開幕投手を務めた大瀬良との投げ合いに勝った今永は「こういう苦しい試合を勝っていかないと、チームも波に乗っていかないと思うので、きょうは勝ててホッとしています」と安どの表情。「前のカードの甲子園で上茶谷、浜口、大貫が本当に辛抱強い投球をしてくれていたので、何とかこの流れに乗りたいと思って投げました」と同僚投手からもらった好影響を口にした。

 完封勝利は2017年6月25日のヤクルト戦以来2年ぶり自身3度目。そのうち2回が広島戦だが、本拠の横浜スタジアムでは初の完封となった。スタンドの盛り上がりに「ハマスタで完封できたってことは本当に自分も自信になります」と今永。「きょうに限ってはヒカルさんのリード通りに投げて、それで抑えられたので、本当に感謝してます」と好リードとともに適時打と2ランで3打点を叩き出した女房役の伊藤光に感謝していた。

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