西武・愛斗 サヨナラ呼ぶ激走!「初安打よりサヨナラが先に出ましたね」

[ 2019年4月12日 22:56 ]

パ・リーグ   西武1―0オリックス ( 2019年4月12日    メットライフD )

<西・オ>9回1死一、二塁、愛斗が二ゴロを放ち4-6-3と転送されるが一塁はセーフ、さらに福田の送球をメネセスが捕りそこねボールは愛斗に当たり転々。その間に二走外崎が一気に生還してサヨナラ。二ゴロを打った愛斗もウォーターシャワーを浴びる(撮影・篠原岳夫)
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 西武・愛斗の激走がサヨナラを呼び込んだ。

 8回の守備から途中出場し、9回1死一、二塁とサヨナラの場面で打席へ。辻監督から「外のボールを追わずに、打てるところを思い切り振れ!」とアドバイスされて打席へ向かった。

 結果は1ボール2ストライクから二塁正面へのゴロ。「追い込まれていたし、とにかくバットに当てようと思った。必死に走った」。併殺か、と思われたが懸命に全力疾走。ボールは二塁ベースカバーに入った遊撃・福田から一塁に転送されたが、これが悪送球。その間に二塁走者の外崎がサヨナラのホームを踏んだ。

 愛斗は入団4年目。今季3打席目だったが、いまだ1軍ではノーヒット。それでもナインから歓喜のシャワーを浴び、「(自身の)初安打よりサヨナラが先に出ましたね」と笑顔だった。

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2019年4月12日のニュース