西武・多和田も5戦5勝 雄星と4月までに2人は球団62年ぶり

[ 2018年4月30日 05:30 ]

パ・リーグ   西武16―4楽天 ( 2018年4月29日    メットライフD )

<西・楽>7回2失点で無傷5勝目を挙げた西武先発の多和田
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 3回まで5安打で2失点。それでも超強力打線の猛烈な援護を受けた西武先発・多和田は、4回以降の4イニングを1安打無失点にまとめた。

 「いつも逆転してくれると信じている。点を取ってもらった後は、よりいっそう集中した。うまく粘れた」。エース左腕・菊池に続いて今季5戦5勝。4月までに2投手が5勝を挙げるのは球団62年ぶりの快挙だ。「出来過ぎ。僕は(菊池の)流れに乗ってるだけ」。3年目右腕はそう言ってほほ笑んだ。

 まるで別人だ。オープン戦は3試合で防御率10・13。低い重心が持ち味の変則右腕はスライダーが引っかかり、直球が抜ける悪癖に悩まされた。開幕を前に、土肥投手コーチと必死に取り組んだのが「いかに腹圧を高めて投げられるか」。腰骨と大腿骨をつなぐ「腸腰筋」を鍛え、そこを軸におなかにグッと力を入れて重心を下げる。ボールの軌道は自然と安定し、この日は7回で無四球だった。

 「左打者の内角へのスライダーが効いていた。あのボールが増えれば、もっと良くなる」。多和田が散々悩まされた花粉症の季節ももうすぐ終わる。開幕前、チームは先発ローテーションの駒が足りないと評価された。ふたを開ければ二枚看板。破壊力満点の打線を味方につけ、投手陣も奮闘を続ける。(鈴木 勝巳)

 《左右投手での達成は初》多和田(西)が5戦5勝で同僚の菊池に並ぶ両リーグ最多勝利に浮上した。4月までに同一球団の複数投手が5勝以上は、64年の阪神(村山7、バッキー6)、大洋(秋山7、稲川5)、東京(小山8、坂井6)以来。西武では西鉄時代の56年(島原7、河村5)に次ぎ62年ぶり2度目だ。また、前回は右腕2人でマークしており、左右投手での達成は初めて。

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