【追球】あれは高校時代…DeNA嶺井 苦い経験が生んだ「6―2―5」併殺

[ 2018年4月30日 08:20 ]

セ・リーグ   DeNA4―2中日 ( 2018年4月29日    ナゴヤD )

<中・D>6回無死満塁、平田の遊ゴロで京田がホームアウトになった後、二塁走者のアルモンテも三塁でアウトとなり6―2―5のダブルプレーとなる
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 DeNA・嶺井は、瞬時の判断で珍しい「6―2―5」の併殺を完成させた。6回に1点を先制され、なおも無死満塁。平田の遊ゴロを捕球した大和は捕手の嶺井に転送した。次は一塁に投げて併殺を狙うのが基本。大和も投げやすいように一塁側寄りに送球したが、嶺井は「一塁は間に合わない」と判断。すぐさま三塁手の宮崎に送球し、不意を突かれて滑り込まなかった二塁走者のアルモンテをアウトにした。

 「どこかに投げられないかと(探した)。(アルモンテが)目に入ったので、三塁に投げました」。嶺井は沖縄尚学時代の2年夏の沖縄大会で、打者として同じ形の併殺に打ち取られたことがあるという。その試合で敗れて甲子園出場を逃したが、脳裏に残る苦い記憶が好判断を生んだ。ピンチの芽を摘み、追加点を許さなかったプレーにラミレス監督は「初めて見た。三塁に投げた時は“何をしているんだ”と思ったけどね。あのプレーが勝敗を分けた」と称えた。(重光 晋太郎)

 ▼DeNA・光山バッテリーコーチ 誰でもできることではない。嶺井の判断が素晴らしかった。

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